【歴史的建造物アーカイブ】旧横浜市外電話局

名称:旧横浜市外電話局
ふりがな:きゅうよこはましがいでんわきょく
(概要)
チョコレートブラウンのタイルが、みなとみらい線日本大通り駅の3番出口から出た本町通りに、レトロな味わい深い雰囲気を創り出している「旧横浜市外電話局」。元は昭和4年(1929)に「横浜中央電話局」の局舎として建てられ、かつては多くの女性交換手たちがこの建物で横浜の電話を繋いできた。
設計は横浜出身の逓信省(旧郵政省の前身)技師・中山広吉。建物は装飾を抑え、窓を規則的に配置したシンプルなデザインながら、2階から4階の柱型やコー二スなどに古典主義の様式も残しており、モダニズム建築への過渡期にある姿を見ることができる。
平成13年(2001)から大規模改修工事が行われ、タイル貼りの外壁を創建当時のまま残す丁寧な仕事によりリニューアルし、現在は「横浜都市発展記念館」・「横浜ユーラシア文化館」として利用されている。
(DATA)
建築年代:昭和4(1929)
構造/規模:RC造4階・地下1階
設計/施工:逓信省営繕課(中山広吉)/安藤組
指定/分類:横浜市認定歴史的建造物
指定年月日:平成12年度(2000)
所在地:横浜市中区日本大通12

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(写真撮影:2014.8)


2014-10-06 | Posted in 歴史的建造物アーカイブ, | tag:

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