【歴史的建造物アーカイブ】山手234番館

名称：山手234番館
ふりがな：やまてにひゃくさんじゅうよんばんかん
(概要)
関東大震災後の1927年頃、同じ間取りの4つの住居からなる外国人向けの共同住宅として建てられた。4つのドアが連なる玄関ポーチは共有で、ドアを開くと1階の2戸は直接居間へ、2階の2戸は2階へと続く階段があるという構造であった。尚、創建当初には列柱はなく、1階玄関ポーチの上に2階バルコニーがあるのみであった。1989年に横浜市が歴史的景観の保全を目的に取得、保全改修工事を行い1999年から一般公開されている。
(DATA)
建築年代：昭和2頃（1927頃）
構造/規模：木造2階
設計/施工：朝香吉蔵/宮内建築事務所
指定/分類：横浜市認定歴史的建造物
指定年月日：平成11年度（1999）
所在地：中区山手町234-1