【横浜の坂道】谷戸坂(中区)
港の見える丘公園のフランス山に沿って、谷状の地形を貫くように山下町・元町方面と丘の上の山手町を結ぶ谷戸坂。坂の中腹から大きく曲がるラインが特徴的で、頂上の港の見える丘公園・正面入口付近では山手の特徴的な景観であるブラフ積の石垣も見ることができる。古くは本牧十二天(現・本牧神社)へ詣でる道として知られ、幕末から明治にかけては外国人向けの商店などが建ち並び賑わったという。表通り(表坂)東側には階段のある裏坂があり、こちらは長大なブラフ積擁壁が続く静かで風情ある坂道となっている。
~表坂~
S字に大きく曲りながら続いてゆく。
坂上付近のブラフ積
~裏坂~
「クリーニング業発祥の地の碑」があるバルタール広場の裏手から「裏坂」へと分かれる。
フランス山の斜面に沿ってブラフ積擁壁が続く。
中ほどから坂下方面をのぞむ。
表坂に再合流する坂上から坂下方面をのぞむ。
(※裏坂の箇所は2017.5.16に写真を追加)
谷戸坂
所在地:横浜市中区山手町
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