【横浜の橋】谷戸橋 <横浜市認定歴史的建造物・震災復興橋梁>

名称:谷戸橋
ふりがな:やとばし
(概要)
元町に沿って流れる堀川にかかり、山下町側と元町・山手側を結ぶ「谷戸橋」。関東大震災以前には現在より海側の水町通筋(現フランス橋の辺り)に位置し、橋を挟んで山下町側に明治時代の横浜を代表するホテル旧グランド・ホテル旧館、宣教医ヘボン邸、山手側にフランス領事館などが建つ場所に架っていたが、震災により崩壊した為、昭和2年(1927)に現在の本町通りから繋がる位置に再建された。
橋は震災復興期に架設された数少ない3ヒンジ形式の鋼アーチ橋で、親柱にはアールデコ調の様式が見られる。
みなとみらい線<元町・中華街駅>5番出口を出てすぐの場所に架かり、現在でも人も車も往来の多い橋である「谷戸橋」。堅牢な造りで90年近く、元町、山手、山下公園、中華街などへ行き来する多くの人々を渡し続けている。
(DATA)
建築年代:昭和2(1927)
構造・規模:鋼アーチ橋
設計:横浜市
指定/分類:横浜市認定歴史的建造物
指定年月日:平成17年度
所在地:横浜市中区山下町69~元町1-13

谷戸橋1-THE YOKOHAMA STANDARD

谷戸橋2-THE YOKOHAMA STANDARD

(写真撮影:2015.3)


2015-03-23 | Posted in 横浜の橋, | tag:

関連記事