【横浜の坂道】遊行坂(南区・中区)
南区と中区の境目となる「遊行坂(ゆぎょうざか)」。下町風情が残る中村川近くの坂下から、石川小学校の前を通り、丘上の尾根道まで約400m続く長~い坂道。
坂の名の由来は、坂の中腹に”遊行寺”と別称される藤沢の「清浄光寺」の末寺である「浄光寺」があることから。『宮本武蔵』などで知られる作家・吉川英治は、幼少の頃この遊行坂の坂上付近で家族と共に暮らし、遊行坂を上り下りして学校に通ったという。
石川小学校前の土手沿いは地域の桜の名所として知られる他、校門脇のヒマラヤスギの巨木や浄光寺のスジダイの古木など坂沿いに見事が樹木が見られ、坂の中腹あたりからはランドマークタワーを望むことができる。
坂上
石川小学校前
春には桜の咲く土手沿い
坂の中ほどあたりで少しカーブする
中ほどから坂上までまっすぐに道が続く
“遊行寺”とスジダイ
坂下付近
坂下の「石川小学校下交差点」から坂上を望む
坂下の路地と猫
遊行坂
所在地:南区中村町1丁目~南区唐沢/中区石川町5丁目~中区打越
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