【横浜おでかけ】横浜旧東海道・三宿めぐり
袖ヶ浦と呼ばれた入江の広がる景勝地として知られた「神奈川宿」、旧東海道最初の難所”権太坂”を擁する「保土ヶ谷宿」、『東海道中膝栗毛』で弥次さん喜多さんが最初に泊まった宿として知られる「戸塚宿」。3つの宿場が置かれた横浜では、江戸時代にも多くの人が行き交っていた。当時の旅路を思い浮かべながら、ありし日の痕跡を残す横浜旧東海道を歩いてみてはいかかですか。
1.神奈川宿
日本橋から七里(約27km)、3番目の宿場であった「神奈川宿」は、袖ヶ浦と呼ばれた入江が広がり海に面して茶屋や旅籠屋が立ち並ぶ景勝地として知られ、海上交通の要衝であった神奈川湊(港)とともに栄えていた。現在の京急線神奈川新町駅付近から青木橋を経て、横浜駅近く台町の上台橋へ至る道のりをゆく。
(写真左上から右へ)
長延寺跡-笠のぎ稲荷神社-良泉寺-能満寺
金蔵院-熊野神社-復元された高札場-成仏寺
慶運寺-滝の川
もっと詳しく知る―【旧道・古道】横浜旧東海道を歩く~神奈川宿vol.1~
(写真左上から右へ)
浄龍寺-宗興寺-権現山-宮前商店街
洲崎大神-青木橋-本覚寺-大綱金刀比羅神社
台町-神奈川台の関門跡-上台橋
もっと詳しく知る―【旧道・古道】横浜旧東海道を歩く~神奈川宿vol.2~
2.保土ヶ谷宿
日本橋から八里九丁(約33km)、4番目の宿場であった「保土ヶ谷宿」は、旧東海道最初の難所「権太坂」で知られる。箱根駅伝でも2区の難所として有名な権太坂は新道で、浮世絵にも描かれた本来の権太坂は旧道にある。現在の相鉄線天王町駅付近から旧道権太坂を経て境木地蔵尊へ至る道のりをゆく。
(写真左上から右へ)
江戸方見附-橘樹神社-現帷子橋-旧帷子橋
金沢横丁道標四基-本陣跡-旅籠本金子屋跡-大仙寺
松並木と一里塚-外川神社
もっと詳しく知る―【旧道・古道】横浜旧東海道を歩く~保土ヶ谷宿vol.1~
(写真左上から右へ)
樹源寺-権太坂道標-二番坂から望む富士-境木立場跡
立場近くの木―境木地蔵尊-境木地蔵尊のお地蔵さま
もっと詳しく知る―【旧道・古道】横浜旧東海道を歩く~保土ヶ谷宿vol.2~
3.戸塚宿
隣宿の保土ヶ谷宿・藤沢宿に遅れること3年、慶長9年(1604)に成立した「戸塚宿」。日本橋から10里半(約42km)・5番目の宿場町で、江戸を発った旅人の最初の宿泊地として賑わい、『東海道中膝栗毛』では弥次さん喜多さんが最初に泊まった宿としても知られる。環状2号線裏手の旧道に残る「品濃一里塚」から戸塚宿の入口「江戸方見附」を経て、歌川広重にも描かれた「大橋」を渡り、大阪下の「上方見附跡」を目指す道のりを行く。
(写真左上から右へ)
品濃一里塚-品濃坂-平戸永谷川-王子神社
大山不動前-鎌倉ハムのレンガ倉庫-五太夫橋-宝蔵院
江戸方見附
もっと詳しく知る―【旧道・古道】横浜旧東海道を歩く~戸塚宿vol.1~
(写真左上から右へ)
東峯八幡-妙秀寺-吉田大橋-善了寺
戸塚大踏切跡-清源院-羽黒神社-八坂神社
冨塚八幡宮-上方見附跡
もっと詳しく知る―【旧道・古道】横浜旧東海道を歩く~戸塚宿vol.2~