【横浜の橋】昇龍橋 <横浜市認定歴史的建造物>

名称:昇龍橋
ふりがな:しょうりゅうばし
(概要)
栄区長倉町のいたち川上流部に架かる横浜に現存する最古の石橋「昇龍橋」。東日本では珍しい石造アーチ橋がどのように建造されたのか詳しいことはわかっていない。親柱に「大正四年九月吉日」と記されているが、石橋本体は「鎌倉石(今泉石)」、親柱は「御影石」と材質が異なっている為、本体の建造年代については定かでなく、明治中期~大正4年以前と推定されている。
かつて橋の奥には本郷の総鎮守で鍛冶職人の守り神を祀ったといわれる白山神社があり、昇龍橋は社殿に至る参道であった。神社は昭和51年に移転したが、自然の中に融け込むように残る旧神社跡と古い小さな石橋が一体となり、周囲には神秘的な雰囲気が漂う。平成13年度には「横浜市認定歴史的建造物」に認定、「かながわの橋100選」にも選ばれている。
(DATA)
建築年代:明治中期~大正4年以前(推定)
構造・規模:石造アーチ橋
設計/施工:不明
指定/分類:横浜市認定歴史的建造物
指定年月日:平成13年度
所在地:横浜市栄区長倉町1388~1404

昇竜橋1-THE YOKOHAMA STANDARD

昇竜橋2-THE YOKOHAMA STANDARD

(写真撮影:2015.4)


2015-04-22 | Posted in 横浜の橋, | tag:

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