【横浜の商店街】西区伊勢町の商店

西区伊勢町の旧保土ヶ谷道周辺には昭和の雰囲気が残るどこか懐かしい町並みが残っている。この界隈の商店は以前よりだいぶ少なくなったようだが、今も営業を続けるお店には手作りの自然な味、庶民的な価格、そして温かな人柄が魅力の個性的な商店が多い。

魚友水産
さまざまな種類の切り身や刺身、丸ごと一匹のお魚から活きた石鯛まで、こじんまりした店に並ぶたくさんの魚たちは見ているだけも楽しい。新鮮なお魚に加え毎日女将さんがメニューを考え手作りするというお惣菜も魚友水産の大きな魅力。バリエーション豊かで家庭的な味わいのお惣菜は財布にも優しい値段でなお嬉しい。地元の方のみならず遠方から買い物にくるお客さんも多いそう。
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広木商店
大正の頃からこの地で営業を続けているという「広木商店」は、さまざまな食料品を取り扱う昔ながらの佇まいが良い味を醸し出している。”100円”を”百円”と書き、段ボールの切れ端で手作りされたPOPが綺麗に並べられた姿が妙に目を引く。その懐かしい雰囲気にどこかほっとする。
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いな田
伊勢町で約30年ほど営業を続けるというおにぎり・すしの「いな田」。町にすっと馴染む小さな黄色い店構えが良い雰囲気。ふっくらまるまるとした形のお稲荷さんは、油揚げの甘さも酢飯も自然で素朴な味わいで、ついつい何個も食べてしまいたくなるような美味しさ。しかも一個70円!保土ヶ谷道散策の道中には是非とも立ち寄りたい。
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水谷商店
年期の入った渋い建物の青果店「水谷商店」。店のご主人によると戦前から営業しているという。昭和風情が色濃く残る雑然とした佇まいに不思議な魅力がある。”一山○○円”と書かれた果物たちはかなりお買い得なので要チェック。
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サンドーレ

一つ一つ丁寧に手作りされるサンドウィッチ専門店「サンドーレ」は創業以来40年ちかく地域の人々に親しまれている。定番の「ロースカツサンド」はサクッと軽い衣に厚みがあるのにすっと噛める柔らかなお肉のカツ、しゃきしゃきキャベツ、しっとり滑らかで口当たりの良いパンの組み合わせが絶妙。フルーツとバタークリームをはさんだ「フルーツサンド」も人気。白鳥のロゴのレトロな看板もgood。
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紅葉坂の頂上からほど近い伊勢町。中央図書館へ来た時や、近くを散歩した時には立ち寄ってみてはいかかが。

魚友水産:横浜市西区伊勢町1-62
広木商店:横浜市西区伊勢町3-126
いな田:横浜市西区伊勢町1-70
水谷商店:横浜市西区伊勢町1-59
サンドーレ:西区伊勢町2-99


2015-02-14 | Posted in 横浜の商店街, ライフ | tag:

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