【横浜おでかけ】山手西洋館めぐり

開港後に外国人居留地として発展し、今も数々の西洋館が残る山手地区。その多くは関東大震災後の大正末期から昭和初期に建てられもので、港の見える丘公園の「横浜市イギリス館」、元町公園の「エリスマン邸」、山手イタリア山庭園の「ブラフ18番館」など、山手の丘の各地区に保存もしくは移築保存され、異国情緒のある町の歴史を伝えている。休日の日にはカメラ片手に西洋館を巡りながら、緑豊かでゆったりとした時間の流れる山手散歩を楽しんではいかがですか。(ページ下部にマップあり)

1.山手111番館
港の見える丘公園のローズガーデンを見下ろす、赤い瓦屋根・白い壁・三連アーチのパーゴラが特徴的なスパニッシュ様式の建築。大正15年竣工で、設計は横浜ゆかりの建築家J.H.モーガンによる。(所在地:横浜市中区山手町111 港の見える丘公園内)・・・もっと詳しく知る

2.横浜市イギリス館
港の見える丘公園の一角のイギリス軍駐屯地跡に英国総領事公邸として昭和12年(1937)建てられた建物。建物の周囲はイングリッシュローズガーデンとして整備されており、バラの季節には建物とバラがあいまって山手の丘に英国の雰囲気をつくりだしている。(所在地:横浜市中区山手町115-3 港の見える丘公園内)・・・もっと詳しく知る

3.山手資料館
外国人墓地をのぞむレストラン山手十番館と隣接して山手本通りに沿いに立つ「山手資料館」。元は現所在地に近い諏訪町で牧場を営んでいた中澤氏が、明治42年(1909)に旧本牧上台57番地に建てた邸宅。横浜にあっては大変貴重な明治期に建造された建物。(所在地:横浜市中区山手町236)・・・もっと詳しく知る

4.山手234番館
関東大震災後の1927年頃、山手本通り沿いの現在地に同じ間取りの4つの住居からなる外国人向けの共同住宅として建てられた。紅葉の季節には建物周囲の樹木が色づき良い雰囲気。(所在地:横浜市中区山手町234-1)・・・もっと詳しく知る

5.エリスマン邸
建築家アントニン・レーモンド設計により横浜の生糸貿易商フリッツ・エリスマンの私邸として大正15年(1926)に建てられた。建物はレ-モンド初期の作品。一時は解体の危機にあったが元町公園内の現在の敷地に平成2年(1990)に移築復元され一般公開されている。(所在地:横浜市中区元町1-77-4 元町公園内)・・・もっと詳しく知る

6.ベーリックホール
貿易商として活動し、フィンランド名誉領事も務めたB.R.ベーリック氏の邸宅として昭和5年(1930)に建てられた。設計は横浜ゆかりの建築家として知られるアメリカ人建築家J.H.モーガンで、戦後は長らくセント・ジェセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎とした使用されてきた。(所在地:横浜市中区山手町72 元町公園内)・・・もっと詳しく知る

7.旧山手68番館
山手68番地にあった1934年建造の外国人向け賃貸住宅が移築され、現在は山手公園内の管理事務所として利用されている。(所在地:中区山手町230番 山手公園内)

8.ブラフ18番館
山手イタリア山庭園内の一角に佇む。元は山手本通りに面した山手45番地に所在し関東大震災後に建てられた。戦後は長らくカトリック山手教会の司祭館として使われたが、老朽化により1991年に解体され、その後山手イタリア山庭園内に移築復元された。(所在地:横浜市中区山手町16 山手イタリア庭園内)・・・もっと詳しく知る

9.旧内田家住宅(外交官の家)
元は明治・大正時代の外交官であった内田定槌(うちださだつち)の邸宅として明治43年(1910)に竣工し、長きに渡って東京都渋谷区南平台に所在したが、平成6年(1994)に横浜市に寄贈され、解体調査を経て山手のイタリア山庭園内に移築復元された。(所在地:横浜市中区山手町16)・・・もっと詳しく知る

 

 

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2017-11-02 | Posted in 横浜おでかけ | tag:

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