【YOKOHAMA SNAP】秋のこども植物園

南区と保土ヶ谷区の区境の六ツ川の丘に広がる「横浜市こども植物園」。秋になり、植物園では全国一という90種もの柿を栽培するくだもの園にたわわに実った柿の実が色づき、バラ園でも色とりどりの秋バラが咲いて、園内を華やかに彩っている。

横浜市こども植物園は、昭和54年6月23日に国際児童年を記念して開園した植物園で、広さは約3.0 ha、通りを挟んで「横浜市児童遊園地」とも隣接している。園内にはバラ園、野草園、くだもの園、竹園、花木園、生垣園、薬草園などが整備され、珍しい植物が数多く集められている。こどもたちが楽しみながら植物について親しみ学ぶことのできる施設であり、大人も季節ごとの植物に親しみながらの起伏に富んだ園内の散策を楽しむことができる。

入口

横浜市名木古木に指定されている見事な「クスノキ」が迎えてくれる。

横浜のどこにでも見られた水生植物を中心に栽培しているという水生植物ゾーン。

温室① ユニークな姿のサボテンや多肉植物がいっぱい。

温室② こちらは熱帯・亜熱帯の植物が中心。鬱蒼とした感じがリアルで面白い。

メタセコイヤの並木。30メートル以上の立派な幹が真っ直ぐに伸びる。晩秋の紅葉した姿も綺麗。

様々な種類のシダ類を見ることができる「シダ園」。

「竹園」。ヨコハマダケなど多種多様な竹がまとまって見られるのも珍しい。「竹の春」のこの季節は青々とした葉が元気に茂っている。

「くだもの園」。植物園では全国一という約90種類の柿コレクションは圧巻。色づいた柿の実と葉は日本らしい秋の風景。他にも洋梨、ブドウ、キウイや栗など秋の味覚が実る様子を観察することができる。

 

 

 

 

 

 

 

栗。

 

キウイ。

杉田梅の木。

ブドウ。

洋梨。

季節ごとに楽しめるさまざまな種類の花木や樹木が植えられた「花木園」。

薬草の他、生活に利用される様々な植物が集めらている「薬草園」。身近な植物が薬草として用いられていることなどがわかり興味深い。
左上「シオン」・右上「スイフヨウ」・左下「ヨモギ」・右下「アイ(藍)」

市内の野山や道端に昔からあった野草を集めているという「野草園」。何気ない野草の名前が分かるのは楽しい。

色々な生垣が一同に会した「生垣園」。町でよく見かける生垣を植物の種類ごとに見比べるというのも珍しく面白い体験。
左上「シマトネリコ」・右上「ヒメシャリンバイ」・左下「ヒイラギモクセイ」・右下「スギ」。

秋バラが見頃を迎えている「バラ園」。約150種類450株の色とりどりのバラが栽培されている。バラと共に咲くダリアなど花壇の花々もとても綺麗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‐おわり‐

「横浜市こども植物園」
所在地:横浜市南区六ツ川3-122
(JR線・保土ヶ谷駅から) 神奈川中央交通バス「東戸塚駅東口」行き・「戸塚駅東口」行き・「芹が谷」行き、『児童遊園地入口』下車、徒歩5分。または、横浜市営バス53「平和台折返場」行き、『児童遊園地前』下車、徒歩1分
(京急線・井土ヶ谷駅から) 横浜市営バス79平和台折返場行きで『児童遊園地前』下車、徒歩1分

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2017-10-06 | Posted in YOKOHAMA SNAP, 風景・自然 | tag:

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