【YOKOHAMA SNAP】杉田八幡神社の狛犬

なんとも愛嬌のあるお顔をした杉田八幡神社の狛犬。こう見えて元禄5年(1692)生まれの325歳。獅子の形をしていない珍しい和様狛犬で横浜市の地域有形文化財にも登録されている。杉田梅林全盛期には観梅に訪れた多くの江戸の人々とも対面したであろう狛犬さまは、「フンっ」とばかりに可愛らしくも勇ましい姿で今日も変わらず神社を守っている。

(杉田八幡神社)
杉田八幡神社の歴史は古く、康平6年(1063)に源義家が創建したと伝えられる。同年には鎌倉の鶴岡八幡宮が義家の父頼義によって創建され、武蔵・相模国の両社において源家の武運を祈願したという。江戸幕府による武蔵国の地誌『新編武蔵国風土記稿』では、「村の鎮守なり」、「社後の山上より眼下に梅林を臨み、花時其景尤美なり」などと記されている。

阿形(右)

杉田八幡神社の狛犬3-THE YOKOHAMA STANDARD

吽形(左)

杉田八幡神社の狛犬4-THE YOKOHAMA STANDARD

正面から 阿形(右)

杉田八幡神社の狛犬2-THE YOKOHAMA STANDARD

正面から 吽形(左)

杉田八幡神社の狛犬1-THE YOKOHAMA STANDARD

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2016-04-20 | Posted in 風景・街角, YOKOHAMA SNAP | tag:

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