【YOKOHAMA SNAP】ハンマーヘッドクレーン

大正3年(1914)の竣工以来、新港ふ頭8号・9号岸壁の先端に鎮座する「ハンマーヘッドクレーン」。ハンマーヘッドクレーンは、明治後期から大正初期にかけて造成された日本初の近代的な港湾施設「新港ふ頭」に導入されたイギリス製の50トンジャイアントカンチレバークレーン。同タイプの電動クレーンは日本で3基、世界でも17基しか現存しない貴重な産業遺産。がっしりとした体つきで50トンまで荷を吊り上げることができる怪力の主は、関東大震災も、第二次世界大戦の戦禍もくぐり抜け、今日も新港ふ頭の先端で横浜港を見守っている。

ハンマーヘッド-THE YOKOHAMA STANDARD

ハンマーヘッド2-THE YOKOHAMA STANDARD


2015-08-18 | Posted in 風景・街角, YOKOHAMA SNAP | tag:

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