【横浜の橋】月見橋
横浜駅のきた東口を出てすぐ、京急の線路の横に架かる「月見橋」は、画家・松本竣介(1912-48)が昭和初期に描いた「Y市の橋」のモデルとして知られる。現在の月見橋は1996年に架け替えられたものだが、旧月見橋は1928年に完成。翌1929年には月見橋付近に京急の前身である京浜電気鉄道の横浜駅(仮)が設けられ、神奈川-月見橋間が開通している。平行して架かる金港橋から眺めると、絵にも描かれた横浜駅の線路をまたぐ跨線橋(こせんきょう)の姿も見え、当時の面影を見出すことができる。
※内海川こ線人道橋は2015年4月現在閉鎖され、撤去される予定。
月見橋
所在地:横浜市神奈川区金港町・西区高島