【横浜の駅】横浜駅
横浜市の拠点「横浜駅」。巨大ターミナル駅にはJR東日本、相模鉄道、東京急行電鉄、京浜急行電鉄、横浜高速鉄道(みなとみらい線)、横浜市交通局(市営地下鉄ブルーライン)の鉄道6社が乗り入れ、これは1駅乗入れる鉄道事業社数としては日本最多。東海道線、横須賀線、京浜東北線・根岸線、横浜線、相鉄線、東急線、みなとみらい線、京急線、市営地下鉄ブルーラインの他、JRの特急など多種多様な路線が発着している。1日の平均乗降者数は約220万人(H27各社合計)で新宿駅、渋谷駅、池袋駅、大阪・梅田駅に次いで世界5位。
現在の横浜駅は3代目となる。初代横浜駅が今の桜木町駅で開業したのは明治5年(1872)。2代目横浜駅は今の市営地下鉄線・高島町駅近くに移転し大正4年(1915)に開業したが、開業からわずか8年後の大正12年(1923)に関東大震災で倒壊・焼失。震災後、幕末までは袖ヶ浦と呼ばれる入江の広がる地であった現在の横浜駅一帯に移転し、昭和3年(1928)に3代目横浜駅が完成した。新様式を取り入れた当時の駅舎は”東洋一”とも謳われた。駅舎はその後昭和55年(1980)に改築され、今の横浜駅は駅舎としては4代目とされる。駅の所在住所はJR東日本と京急は西区高島2丁目、相鉄・東急・横浜高速鉄道・横浜市営地下鉄は西区南幸1丁目。
平成23年(2011)に西口で長く親しまれてきた「横浜CIAL」と「横浜エクセルホテル東急」が閉店し取り壊されて以来、現在の横浜駅では西口から東口方面が筒抜け状態の風景となっている(平成28年9月現在)。もっともこの奇妙な景色が見られるのも今だけ。跡地には吹き抜けのある地上26階・高さ135mの新駅ビル「横浜駅西口駅ビル(仮称)」が2020年に開業予定。常に工事が続いていることから”日本のサグラダ・ファミリア”との異名をもつ横浜駅。元は海の中であった地から始まった駅では今日も工事が行われ、未来へと変化を続けている。
京急線ホームからの風景。2番線に上りの京急、3番線に下りの根岸線線が停車し、7番線からは上りの上野東京ラインが発車してゆく。
駅北側の線路をまたぐ昭和初期に造られた「内海川跨線人道橋」。現在は閉鎖され解体される予定。
駅の東西を結ぶ「中央通路」。
中央通路のKIOSK。
中央通路にある崎陽軒の売店。
JRの中央南改札。
JRのきっぷ運賃表。
京急線の中央改札。
京急のきっぷ運賃表。
横浜ポルタ入口。
横浜駅東口駅舎。
東口駅前広場。
東口駅前広場にある横浜駅構内案内図。
改札機がずらりと並ぶ相鉄線・2F改札口。
線路が行止りになっている頭端式の相鉄線のホーム。
相鉄線ホームで現役のレトロな天気予報。
かつては”相鉄口”とよばれた「みなみ西口」。
相鉄線のきっぷ運賃表。
みなみ西口(相鉄口）前の老舗立ち食いそば「鈴一」。オープンカフェならぬオープンソバは馴染みの風景。
みなみ西口（相鉄口）前の市営地下鉄入口。
市営地下鉄改札口へ降りる階段。
市営地下鉄の改札口。
市営地下鉄のきっぷ運賃表。
西口駅前の風景(2016年9月現在)。新駅ビルの工事が行われている。
横浜駅西口派出所前からの風景。
西口側の俯瞰。
カーブしながら横浜駅発ってゆく下りの京急線。
東急線・みなとみらい線の正面改札。
東急・みなとみらい線のきっぷ運賃表。
横須賀線・湘南新宿ライン9番線ホームからの風景。
駅南側に残る旧東横線の高架。
(乗車降者数DATA)
横浜駅全体(6社合計)：2,236,345（1位/市内所在の全131駅中※鶴見線は除く)、JR東日本：822,766（1位/市内所在の同線29駅中※鶴見線は除く)、相模鉄道：421,948（1位/市内所在の同線19駅中)、東京急行電鉄：354,149（1位/市内所在の同線9駅中)、京浜急行電鉄：313,418（1位/市内所在の同線23駅中)、横浜高速鉄道(みなとみらい線)：189,283（1位/市内所在の同線6駅中)、横浜市交通局(ブルーライン)：134,781（1位/市内所在の同線31駅中) ※数値は横浜市統計書より。JR東日本は乗車人員のみ公表の為、2倍して乗降者人員として集計。
